エルメス、日本が舞台のドキュメンタリーフィルム。

Fashion 2021.10.13

伝統的かつ卓越した職人技を意味するサヴォワールフェールは、エルメスの真髄。この秋、エルメスは、日本のクラフトマンシップとエルメスの出逢いをテーマに、7人の日本人クリエーターたちの旅を追ったドキュメンタリーフィルム『HUMAN ODYSSEY ーそれは、創造を巡る旅。ー』を制作。

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このドキュメンタリーフィルムは、7本のショートムービーで構成されていて、それぞれの旅路の中で、彼らひとりひとりの肖像が浮かび上がってくる。創造的かつ職人的な仕事に対する敬愛の念、クリエーションへかける鋭い感性と、卓越した専門的な技への関心を持ち合わせているという点で、7人の主人公はエルメスと同じ価値観を共有している。彼らをひとつの世代として捉えることで、彼らの仕事の人間的な側面とともに、多種多様な才能が描き出されていく。

旅に出かけたクリエーターは、書道家の新城大地郎(しんじょう たいちろう)、建築家の田根剛(たね つよし)、King Gnuでボーカル・キーボード担当の井口理(いぐち さとる)、ロボットクリエーターの高橋智隆(たかはし ともたか)、写真家の木村和平(きむら かずへい)、料理人の目黒浩太郎(めぐろ こうたろう)、俳優の池松壮亮(いけまつ そうすけ)の7名。奥山大史総監督らが回すカメラの前で、彼らは芸術性と職人性の分岐点に佇む。それぞれが異なる分野で活躍する彼らは、旅先での出逢いや発見を通じて、仕事のやり方や実践の方法について振り返ることになる。

フィルム内に登場する、エルメス製のの移動式テント《ラブ・キャビン》とそれをけん引する自転車が、無難なルートはあえて通らずにどこまでも自由に走っていく。自由であることはこのドキュメンタリーフィルムの重要なファクターであり、この乗り物こそが今回のプロジェクトのコンセプト、何ものにも邪魔されない旅と移動のシンボルなのだ。この旅は、エルメスの2021年のテーマ「ヒューマン・オデッセイ」と完全に共鳴している。7人の姿を捉えたドキュメンタリーフィルムの先に透けて見えるのは、手しごとへのオマージュであり、エルメスの根幹を成す価値観、「手しごとの継承」と「伝統から生まれる現代性」そのもの。ものづくりのしぐさを次世代に伝えることによって、技術は永らえ、生き続け、変容していくのだ。

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書道家の新城大地郎が登場するエピソード1の舞台は、沖縄県宮古島。この島で、彼はインド藍を栽培し、藍染と織を手がける人物と出逢う。Photo: MASUMI ISHIDA

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宮古島の藍染職人との出逢いから、新城が得たものは?Photo: MASUMI ISHIDA

『HUMAN ODYSSEY ーそれは、創造を巡る旅。ー』
総監督:奥山大史 
監督:富樫渉、金田聡樹 音楽:蓮沼執太 
出演:新城大地郎、田根剛、井口理、高橋智隆、木村和平、目黒浩太郎、池松壮亮(エピソード順)
企画・制作:エルメス
*10/15(金)より、週1本ずつ毎週金曜日に配信。
配信サイト:HUMANODYSSEY.JP
●問い合わせ先:
エルメスジャポン
tel : 03-3569-3300
www.hermes.com

text: Natsuko Kadokura

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