コートニー・コックス、顔面に注射を打ち過ぎたことを後悔。

Culture 2023.03.23

ポッドキャストで美容との向き合い方を聞かれたドラマ「フレンズ」で知られる女優のコートニー・コックスは、より若々しく見えるために「フィラー」を打ちすぎたことを告白した。

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2015年8月19日、ロサンゼルスで開催された「ハンド・オブ・ゴッド」シリーズのプレミアに登場したコートニー・コックス。photography: Paul Archuleta/FilmMagic/Getty Images

コートニー・コックスは、美容注射に見切りをつけた。外見を若返らせようと美容医療に頼らない方がよかったと、3月7日(火)に放送されたポッドキャスト番組「Gloss Angeles(グロス・エンジェルズ)」のエピソードで明らかにした。アメリカ人ジャーナリストのキルビー・ジョンソンとサラ・タンに、美容に関する「最大の後悔」を尋ねられた彼女は、迷うことなく「フィラー」と答えた。

50歳の彼女は、自分でも気づかないうちにハマっていたと説明する。いわゆる“ドミノ効果”だった。「自分がちょっと変に見えることに気づかず、普通に見えると思って、どんどんやり続けました。鏡に映った自分を見て、いい感じだと思った」と、スクリームのヒロインは語ったが、彼女はその後、顔に注入されたすべての物質を除去した。「溶解可能だったことを神に感謝しました。若い頃に老けたと思うと、ただただ失望し、時間の無駄だった」と彼女は続け、「私はあまりにも多くのことを台無しにしてしまった。けれど幸いなことに、そのほとんどを覆すことができた」と語った。

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気づき

コートニー・コックスが注射による不幸な経験について語ったのは、今回が初めてではない。昨年、彼女は年齢のサインと強迫観念について、「ああ、私は変わってしまった、老けて見える、と思った時期があった。そして、何年も(その若さを)追い求めた」と、2022年2月20日に掲載されたイギリスの新聞「サンデー・タイムズ」とのインタビューで打ち明けた。当時、彼女は自分について語られたコメントから目が覚めたと後に主張している。「私は、ああ、(私は)注射で本当に奇妙に見え、今は決してしないようなことを顔に(して)いたことに気がつかなかった。(中略)ある時、もうやめよう。これはただの狂気だと思った」と語った。

そのほんの数年前、2017年の米誌「ニュービューティー」のインタビューで、コートニー・コックスは、映画業界における美や年齢差別の重圧のせいで、メスのサイレンに屈したのだと語った。「ハリウッドは、私たちの人生を難しくしている。見た目が一番大事だと思って育った」と自分の身体について複雑な思いを持ち、悪循環に陥ったと説明する。「ある医者に出会い(...)、別の医者に出会い(...)、結局、いくつもの製品を試すように。すぐに実感はなく、徐々に、『ああ、これ普通じゃないんだ』と思うようになった。そして、写真に写る姿はひどいことになった」。

text: Victoria Hidoussi (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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