石井ゆかりの星占い

2022/11/28 - 12/4

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週は大模様がふたつ、重なったような状態になっています。柔軟宮のTスクエア、そして双子座・射手座・水瓶座に跨がる「調停」という形です。こうした大模様ができあがってくると、「物事がダイナミックに転がっていく、進展していく、話がどんどん先に進む」というイメージが湧きます。いろいろな条件と条件が歯車のように噛み合った結果、ドラマが一気に展開していくのです。

特に今回、ふたつの形の「土台・軸」となっているのは、双子座の火星から射手座の水星・金星にかかるオポジションです。このオポジションに対して魚座の海王星・木星がTスクエアの位置関係になっています。この形は「ひっかきまわしていく」ようなイメージがあります。めちゃくちゃになっていく、ごちゃごちゃになっていくのですが、それは実は「次の段階」に進むための混乱なのです。柔軟宮は「季節の変わり目」を担う星座で、実際の「季節の変わり目」同様、ある種の不安定さを醸し出します。すでにある季節の秩序を壊した後に、次の季節のルールが設定されます。このゴチャゴチャ感、行きつ戻りつ感が、柔軟宮の持ち味なのですが、さらに今回のTスクエアは、柔軟宮の後半で形成されるのです。星座の後半もまた、「次の世界に移動する前の、こなれ感・熟成感」がある場所です。ストレートさやシンプルさとは遠いのです。すでに決めたことがひっくり返されたり、どっちに転ぶのかわからない条件がどんどん増えたり、などが起こってくるかもしれませんが、これは「次の新しいバランス」の直前で起こっている状況ということなのだと思います。

このTスクエアと軸を同じくして形成されるのが、水瓶座土星の絡む「調停」です。射手座2星に60度、双子座火星に120度を組む土星の位置は、上記のゴチャゴチャ感にひとつの方向性を提示するような感じがあります。今はゴチャゴチャだけれども、このゴチャゴチャは、これから水瓶座土星方向に収斂していくよ!的な感じです。同じ風の星座の火星がこれに共鳴するイメージもありますので、まとまっていく先はすでに見えている、ということなのかもしれません。より公平で、フラットで、オープンで、未来志向の世界に向かうために今、古い状況がかき回されつつある、と解釈するのは楽観的に過ぎるかもしれませんが、でも、そうだったらいいなと思います。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。

公式サイト「石井ゆかりの星読み

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