「和」が鍵となる月。日本文化が気づきをもたらす。
12月の運勢(月運) : 花 - 中森じゅあんの算命学占い
『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。
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2017年12月7日~
2018年1月4日の運勢
年始のために、今月は「和」のエネルギーを蓄えましょう。どんなことであれ「和」のニュアンスがあるものとつながると心地よくなりそうです。伝統的なもの、歴史あること、古典的なもの、日本古来のものを念頭において、神社仏閣に出かける、伝統芸能に触れる、懐石料理を食べたり自分で和食を作る、着物を嗜んでみる……はいかがでしょう? 時代劇を見たり、古典文学や日本のしきたり、歴史などの本を読むのは楽しい学びになりますし、部屋のインテリアや食器に和を取り入れるのもおすすめです。こうして12月を過ごせば、日本人独自の知恵や生き方、楽しみ方、創意工夫が自ずと湧いてくるかもしれません。それらを母親や祖母に教えてもらえそうなら、なお最高です。恋愛は年下男性に縁がありそうな時です。
花のあなたはこんな人
野に咲くかわいい花、華やかな大輪、どんな花でも、人々の心や目を楽しませてくれます。そんな花の精が、あなたの本質です。算命学では、花は女性の理想とされていますが、それは、思いやりがあってやさしいだけでなく、内面には強さをもっている外柔内剛の典型だからです。人あたりがソフトで自然で、人を惹きつける魅力の持ち主。どんな人とも調和していけるので、友達が多い自然な社交家です。かといって人の考えの言いなりになるわけでもなく、集団やグループ、組織の中では、統率力を発揮できます。種から花が咲くまで月日がかかるように、おっとりとしてスローテンポ、多くの人々の中で輝くのが本質なので、孤立とは無縁の人生です。
花の有名人
イヴ・サンローラン(デザイナー)1936/08/01
サンドリーヌ・ボネール(女優)1967/05/31
パトリス・ルコント(映画監督)1947/11/12
ビヨンセ(ミュージシャン)1981/09/04
マドンナ(ミュージシャン)1958/08/16
吉田都(ダンサー)1965/10/28
Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast
中森じゅあんプロフィール
鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。